オイラの名前は、 メイズ君。 オイラの仲間達の事をこっそり話しちゃうヨ!。
オイラ達の仲間は、 NONGMOトウモロコシって言うんだヨ。 それはね...
遺伝子組み替え操作をしていない自然交配種のトウモロコシの事だよ。
その中のハードエンドスパームコーンって言う特別のトウモロコシなんだ。
オイラ達はもう10年以上も前からずっと、ヒヨバクに使われつづけられているんだヨ。
オイラ達の仲間以外に、GMOトウモロコシって言うのがいるんだけど、作農家の都合で
ずいぶん勢力を伸ばしてきているんだ。つい最近も話題になったスターリンクコーンなんかは
このGMOの仲間で遺伝子組み替えトウモロコシなんだ。
それでオイラ達の仲間に紛れ込んで入ってしまう コンタミって言う混合が発生しないように、
日本で唯一、初めて、トウモロコシ種子指定契約栽培の手法とIPハンドリングと言う方法で
確実に正確に分離分別されてアメリカから工場まで運ばれるんだ。
実際、タクマンPCR法で毎回検査されたデータは測定限界値0に近いんだゾー。
それでも、コンタミが起きる可能性を限りなく皆無にするために、IT新手法を採り入れて
オイラ達をより安心して食べてもらえるように、常時監視、管理され続けられているんだ。
私の名前は、 イヤーちゃん。私たちの故郷をあなたに紹介するわ...。
ここが、オイラ達の生まれ故郷さ...。
イリノイ州のヒヨバクと契約栽培の
農家の畑だっ…!
約115日でこの畑とお別れだっ…
クリーニングの行き届いた私達のお家ヨ。
私達、みんな同じ種子の単一血統よ。
そこら辺のトウモロコシとは違うサラブレット
農家のおじさんも、みんな顔見知りヨ…!
私達専用

農家

サイロ
他の物とコンタミが発生しないよう
専用サイロに分離分別されミシシッピ川を
下る準備だっ。もうIPハンドリングは
農家のビンから始まっているよー。
ミシシッピ川を今、下ってまーす。
バージって言う乗り物に一隻1500t積んで
何隻も押してニューオーリンズに…。
やっと、川下りの旅も終わりだー。
日本へ向かうための本船へ積む準備。
ここでバージの屋根をとって巨大な
バケットエレベーターで積み込みだー。
これは、フローティングリグって言うのよ。
バージから直接、輸出港サイロに
入れないで本船に積み込むのよ。
コンタミの発生はグーンと減るわよ。
ニューオーリンズのファンキーな街に
サヨナラしやっと、5週間の船旅もここ
神戸港で終わり。
今、まさにハッチの屋根が開口し
神戸の潮風が心地いいぜ。
神戸港に到着したら、私達の専用の
サイロで一休み。
IPハンドリングで専用のサイロを確保し
続けているので、私達の仲間だけの
楽園よ。ここから先は、ヒヨバク直行。